仕事始め
いつも通りに起きて朝ごはんを食べ、歯を磨き
淹れたてのコーヒーを飲みながら出勤時間まで
のんびりと過ごす。
やる気は十分
家を出る時間になり会社に向かう
今日が仕事始めの所も多い。
会社の駐車場に入って異変に気づく…
誰も出勤してない…
明日が仕事始めでした。
やる気が空回りしておる!
令和3年9月23日
彼岸花が見頃を過ぎようとしている。
あまり時間は取れないけど
彼岸花を見ておきたい!
野尻町にある萩の茶屋は
ツツジやバラ、彼岸花が楽しめる。
誰もおらず独り占め。
朝露に朝日が陽を当て、
煌めく彼岸花を堪能していると
悪魔が囁く
まだ走り足りないだろう?
12時まではまだ4時間以上ある。
もっと先へ行ってみないか?
こんな時は天使の意見も聞いてみる。
…
天使は不在のようだ。
とりあえず、今まで一度も
須木村に行った事がない事を思い出す。
野尻町からはさほど離れてはいない
悪魔の意見を尊重してバイクを走らせる。
朝露に濡れて太陽の光を反射する木々
朝特有の熱気を帯びていないサラッとした空気
気持ちのいいツーリングを満喫していると
あっという間に須木村の看板。
着いたは良いが時間は8時ちょっと過ぎ
温泉施設もお店も開いてない。
Google mapsを開き何かないか探す
ままこの滝って言うらしい、
途中の遊歩道は崩落寸前だったが
なんとか通れた。
滝の音に耳を傾けていると
なんか羽音がする
結構大量の羽音がする…
慌てず静かにその場を後にする。
多分どこかに蜂の巣があったのかもしれない…
バイクまで戻り時間を確認する
9時前、
悪魔が囁きかけないかなぁ
…
囁きかけない。
天使さんは?
…
不在。
大人しく帰路についた
蜂の羽音がしなければ
もうちょっとゆっくりしたかった。
今回は時間もなく
不完全燃焼なツーリングだった。
一度くらいは疲れ果て
バイクはしばらく乗らなくて良いかも…
と思うくらい走ってみたいと思った。