Davaさんぽ

宮崎県産の生き物がツーリングやドライブをお散歩感覚でUPしていく日記帳。

バイク人生にリターンしたきっかけ

誕生日の関係で自動車免許が就職日までに間に合わなかった。

通勤する為に原付免許をとった、それが僕のバイクの楽しみを知るきっかけだった。


色々ありバイクから離れ、10年近く…

たまたま会社のバイク好きな大先輩と同じ車で現場に向かう機会があった。

その時にバイク談義をしていて

バイク欲しいけど維持できるか心配。


そんな事を僕が言った、

その大先輩は買ってから考えればいい


そんな感じの事を言ってくれた。


僕の心の中ではバイクに乗る、

その心は決まっていたのかもしれない。

その大先輩の一言でその気持ちが確信に変わったんだと思う。


その週の日曜日にはバイク屋さんにネットで見たバイクを

見に行っていた。

そして契約の手続きを開始した。


そんな大先輩と一緒にツーリングに行く事になった。


令和3年4月24日

CB1300 super four spの大先輩、

他に同じ会社の別の大先輩のハーレーも

一緒に日南までツーリング。




飫肥城の駐車場で小休止、

super fourの4気筒の音は凄くその気にさせる

自制心ないと大変な事になりそうだ。


その対局にあるハーレーのV型2気筒の音は

どっしりと貫禄のあるドコドコと内側に響く

俺はここだ感じがある。


この2台と走っていると僕のバイクは排気音は全く聞こえない。

エンジンが動いているのをハンドルやシートから伝わる振動だけで感じるだけだった。


なにより余力が違いすぎる、大排気量車の余裕に

大型免許とらなければそう思った。


そのあとフェニックス道の駅で休憩した後に、

ハーレーの大先輩と分かれて

super fourの大先輩とホンダドリーム宮崎さんへ

ご挨拶に行き、お昼ご飯を食べて

お開きになった。


写真を撮るの忘れて楽しんでいた。

今は後悔している、なんせブログに残すなんて考えていなかったからである。


帰りながら時間に余裕がある、もう少し走ってから帰ろう。


そんな軽い気持ちでソロツーリングをする。




木城町は石川内にある人間萬歳文学碑

ここは眺めがいいから前にバイクに乗っていた時

たまに景色を眺めに来ていた。




小丸川を河口まで見る事ができる。

気軽に行けて人も居ないのでのんびりするには

もってこいの場所だ。


この景色の反対側も




なかなか雄大な景色が広がっていた。

昔に来た時には見られなかった光景だった。


もうちょっと走りたい、そんな欲が出てきてしまった。

何事も程々がいい。

この後にそう強く思う事になるとは

この時の僕には考えもしなかった…


石川内を中之又へ向けて走る途中に

舗装された林道を見つけた。


どこまで行くのか気になり通ってみる。

ダムまで7キロ

そんな看板が目に入り

バイクを走らせる。




想像していたダムとは雰囲気が違っていた。




貯水池みたいなダム、迫力はないものの

整理整頓された雰囲気のコンパクトさがまた

良い雰囲気であった。


そんなダムの周りをキョロキョロしながら

走っていると、細い舗装された道を見つける。


好奇心を抑えきれずにその道を下って行く、

結構な傾斜、舗装はされているもののバイクを

停車させるのは無理、




そんな時に限って藤の花が綺麗に咲いていた。

無理して写真を撮る。


そして下り続けると未舗装路になる。


そして舗装された道に戻る頃には民家が数件現れた、

ここはどこでこんな場所に民家ある。


どこに向かっているのが検討がつかない。


引き返すにも激坂を上るのも億劫に思い下り続ける。

平地に下りつき高架線鉄塔の道標が目に入る。


どうやら宮崎に間違いはなさそう。

そんなおバカな事を考えながらギリギリ方角の感覚が

残っているので

カンに任せて左折する。


車だと離合できないような道を進むと看板が見える。

岩井谷

西都市だ。

安心しそのまま走り続ける。




地区専用の発電ダムがあった。

水も綺麗で水遊びが楽しめそうだ、そんな悠長な事を思い

またバイクを走らせる。


岩がゴロゴロ、穴はボコボコ、

水たまりは10センチ近い。

葉っぱも木の枝もあり石や岩が隠れている…


そんな道になってきた。

さっきの集落の人達はこの道を使っているのかと疑いだす。


途中、新しい感じの舗装路が亀裂や岩などで

なんとか通れるような状態になっていた。


この時に思い出す…


西都市から西米良村に向かう県道219号、

トンネル手前に岩井谷へ行く脇道がある。


その道を入って行くと、平八重と岩井谷へと別れる道が現れる。

その岩井谷への道は


工事中、通行止め

そんな張り紙とバリケードがあった。


令和2年10月頃の記憶だ。


その事を思い出す…


行けるのか

それとも引き返すか…


引き返せば多分、ダムまで1時間以上かかる…

スマホの電波も入らず地図アプリで現在地も確認できない。


こんな時に僕は好奇心が勝つ。

先に進んでダメなら引き返せば良い、

それよりも何故、通行止めなのか知りたい。


安易に思い付きそのまま進む、

結果は通行止めは解除されていた。

しかし、葉っぱに隠れた大きめの石を踏み


転倒しかけた、その時に地面を蹴って堪えたのだが

車重200キロ近い車両を蹴り返すリスクは

足首の激痛が証明してくれた。


219号線に出る頃には疲労困憊、時間は17時半過ぎ。

欲張り走り続け、好奇心に任せた結果。


体力は果て、足首は痛め

洗車をする時間まで削ってしまった。


何事も程々に…


そんな事を思うソロツーリングになった。


そんな教訓を経験したにもかかわらずに、

また欲張ってこのブログを書く2日前に

弾丸ソロツーリングを行った。

雨に打たれ、寒さに震え、疲労感に浸される。

それでも心から楽しめたツーリングだった。


がこのブログを書いている時には風邪をひき

鼻水と熱っぽさにぐったりしている。

何事も程々が一番。

また教訓が上書きされた。

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